tu-3  灰被り大壺 文部大臣奨励賞受賞作家 荒川明作 木箱付きの画像
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tu-3  灰被り大壺 文部大臣奨励賞受賞作家 荒川明作 木箱付きの画像
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薪窯で3昼夜 焼締めた貴重な灰被り壷

  文部大臣奨励賞受賞 陶芸家 荒川 明作
     灰被り 壷

隣は巾11cm 高さ11cmの小壷

荒川明 流『焼締』とは? 

釉薬(色)をつけないで、焼き締めた作品
焼締ほど作家にとって窯開けが楽しいものはありません


荒川明の陶房は浜松の山奥の引佐町奥山にあり、その名前のとおり山奥となります。
そこには古い時代に使かれた薪窯を荒川 明が独自に工夫をして窯を作りました。
この作品はその窯にて3昼夜薪の炎にて焼成され自然の炎色、自然釉、灰かぶりの
美しさの中に大胆な景色の出る焼き物で同じ作品は2度と出来ません。

薪窯で作品を焼く時は薪の灰、ヤニが棚、作品に付き、作品が棚から外せなく
なりますので、作品の高台に3か所に違う種類の粘土(道具土)を唾(水ですと
粘土がくっつかない)でつけます。焼き上がってからバケツに水を入れ、しばらく
つけてから そっと道具土をはずします。
3ケ所色が違うのは、道具土を外した跡です。
荒川明の作品は薪窯焼成の作品がとても多いです。
『薪窯焼成』のこだわり
電気窯 灯油窯 ガス窯 もありますが、
作品の焼き上がり(陶芸用語で景色)の変化が楽しめます。

釉薬(色つけ)で電気でないとだめとかがありますが、
全体的に釉薬物(色付け)の作品も薪の煙、ヤニが作品に付き
面白い作品が焼き上がります。 【薪窯は素焼きをせず作品を生のまま窯につめます】



【作品を乾燥させ稲のわらを巻き付け窯詰めを行います】


【松と雑木を3昼夜焼き続ける薪窯】
焼締は釉薬(色 薬)を掛けないで、作品を作って薪窯に入れますと
赤松のヤニ、薪の灰が作品に掛り同じ作品は焼き上がりません。



【薪窯を開けます】
1週間程窯の温度が冷めるのを待って窯の焚き口を壊して作品をだします。
写真手前の黒っぽいのは薪の灰が作品に溶けた
灰被り(はいかぶり)
写真中央の緑色は薪のヤニが作品につき溶けた色です。(ピードロ)と言います。


作品を窯から出した後、作品のお掃除をして作品の発表をします。


▲大壷であるが 90cm幅の床の間でもOK 又は会社ホール、応接間でもOK   

▲正面裏側は淡い炎色がやさしい。夏はこちらも良い
▲下部の丸い形に口が立ち上がり花なら10本位入ります
▲底は薪ならではの炎色 右側に荒川明のサイン
▲灰被りの灰が強い炎により濃い青緑に溶けて変化している。このような色は貴重です

tu-3 灰被り大壺 文部大臣奨励賞受賞作家 荒川明作 木箱付き

商品説明



サイズ
直径33cm×奥行き33cm×高さ37cm
素材
陶器(木箱付き)
特長

薪窯で焼成された見事な窯変の灰被り

※モニターによって多少色具合が違う場合があります
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