hko-12  焼締鎬手珈琲杯 コーヒーカップ &ソーサー  文部大臣奨励賞受賞作家 荒川明作 木箱付きの画像
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    文部大臣奨励賞受賞 陶芸家 荒川 明作
       焼締 鎬手(しのぎて)珈琲杯
鎬手(しのぎて)とは陶芸の技法のひとつで半乾きの粘土を
削って文様を入れることを言います。
荒川明 流『焼締』とは? 

釉薬(色)をつけないで、焼き締めた作品
焼締ほど作家にとって窯開けが楽しいものはありません


荒川明の陶房は浜松の山奥の引佐町奥山にあり、その名前のとおり山奥となります。
そこには古い時代に使かれた薪窯を荒川 明が独自に工夫をして窯を作りました。
この作品はその窯にて3昼夜薪の炎にて焼成され自然の炎色、自然釉、灰かぶりの
美しさの中に大胆な景色の出る焼き物で同じ作品は2度と出来ません。

薪窯で作品を焼く時は薪の灰、ヤニが棚、作品に付き、作品が棚から外せなく
なりますので、作品の高台に3か所に違う種類の粘土(道具土)を唾(水ですと
粘土がくっつかない)でつけます。焼き上がってからバケツに水を入れ、しばらく
つけてから そっと道具土をはずします。
3ケ所色が違うのは、道具土を外した跡です。
荒川明の作品は薪窯焼成の作品がとても多いです。
『薪窯焼成』のこだわり
電気窯 灯油窯 ガス窯 もありますが、
作品の焼き上がり(陶芸用語で景色)の変化が楽しめます。

釉薬(色つけ)で電気でないとだめとかがありますが、
全体的に釉薬物(色付け)の作品も薪の煙、ヤニが作品に付き
面白い作品が焼き上がります。 【薪窯は素焼きをせず作品を生のまま窯につめます】



【作品を乾燥させ稲のわらを巻き付け窯詰めを行います】



【松と雑木を3昼夜焼き続ける薪窯】
焼締は釉薬(色 薬)を掛けないで、作品を作って薪窯に入れますと
赤松のヤニ,薪の灰が作品に掛り同じ作品は焼き上がりません。



【薪窯を開けます】
1週間程窯の温度が冷めるのを待って窯の焚き口を壊して作品をだします。
写真手前の黒っぽいのは薪の灰が作品に溶けた
灰被り(はいかぶり)
写真中央の緑色は薪のヤニが作品につき溶けた色です。(ピードロ)と言います。


作品を窯から出した後、作品のお掃除をして作品の発表をします。

▲薪窯焼成により赤松のヤニが素晴らしく溶け美しい変化が楽しめるカップ&ソーサー
▲正面反対も楽しめます。薪窯焼成により釉薬をかけないで自然に出た炎色が美しい
▲中も美しい緋色が楽しめます
▲底の右側に荒川 明のサイン
▲表面のアップ
▲手に持ったところ

hko-12 焼締鎬手珈琲杯 コーヒーカップ &ソーサー  文部大臣奨励賞受賞作家 荒川明作 木箱付き

商品説明


サイズ
カップ 直径 10.3 cm×13.5cm高さ7.2cm
皿   直径 13.8cm×13.8cm高さ2,4cm
素材
陶器(木箱付き)
特長
薪窯焼成の松のヤニが美しく溶け
正面反対の火色が美しい
焼締鎬手(しのぎて)コーヒーカップ&ソーサー
鎬手(しのぎて)とは表面を連続してナイフで
深く彫刻して紋様をだす手法
焼成方法

薪窯焼成

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