薪窯で3昼夜焼成の焼締志野花入れ
志野の雪肌の美しさと土肌の素朴さが特徴です山肌に降り積もった雪が今にも流れそうな情景である
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『志野』とは?
志野焼きは現在では一般的にガス窯が良いとされています。 私も灯油窯、ガス窯で還元焼成で今までやってまいりましたが 薪窯で焼成するようになりました。 最近は特に生鬼板を下掛し、素焼き後、志野釉の薄い釉、 濃い釉を掛分け又わざと土肌を残し、そこが薪窯で焼成する事により 火色(茶色)が出る事を意識的にやる事にして鼠色、白、火色の 入り混じった志野を焼締志野と名付けました。 そのため、もぐさ土原土から石を取り除き石臼で杵でつき粘りを出して、 そのまま使ったり、他の土とブレンドしたりし土味を大切にしております。 特に裏側の火色が魅力的です。 土味、そして鬼板を掛けたところの変化、志野釉の雪のような白 美しい火色が対比して大胆で美しい焼締志野を作りだしました。 志野焼は窯から出した時、釉薬にヒビが入ります。 【作品を乾燥させ稲のわらを巻き付け窯詰めを行います】 【松と雑木を3昼夜焼き続ける薪窯】 焼締は釉薬(色 薬)を掛けないで、作品を作って薪窯に入れますと 赤松のヤニ,薪の灰が作品に掛り同じ作品は焼き上がりません。 【薪窯を開けます】 1週間程窯の温度が冷めるのを待って窯の焚き口を壊して作品をだします。 写真手前の黒っぽいのは薪の灰が作品に溶けた灰被り(はいかぶり) 写真中央の緑色は薪のヤニが作品につき溶けた色です。(ピードロ)と言います。 作品を窯から出した後、作品のお掃除をして作品の発表をします。 |
▲薪窯で焼成された炎色と志野には
どんな花でも似合う |
▲重量感のある形は威厳さえ感じる |
▲一輪か二輪に丁度良い口の大きさ
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▲薪窯の炎色が美しく、底の右側に
荒川明のサイン入り |
▲あたかも流れだそうとしている志野釉と炎色の土肌の対比が素晴らしい
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サイズ | 直径10cm×高さ12cm cm |
素材 | 陶器(木箱付き) |
特長 | 山に降った雪が特徴をイメージした花入れ 薪窯焼成 |
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