ha-51    焼締志野花入れ 花瓶 文部大臣奨励賞受賞作家 荒川明作 木箱付きの画像
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薪窯で3昼夜焼成の焼締志野花入れ

文部大臣奨励賞受賞 陶芸家 荒川 明作
    焼締志野花入れ 

         焼締と志野が対比し、山に降った雪のイメージ  



荒川明 流焼締志野とは? 

最近は特に生鬼板を下掛し、素焼き後、志野釉の薄い釉、濃い釉を掛分け又わざと土肌を残し、そこが薪窯で焼成する事により火色(茶色)が出る事を意識的にやる事にして鼠色、白、火色の入り混じった志野を焼締志野と名付けました。

志野とは?
志野はかいらぎ(割れ)が出にくい特徴があり、
長年、土と釉と焼成の研究を行ってまいりましたが
桃山時代の志野に魅力を感じ茶碗から造り始めました。

大胆に鬼板に手文様を描いた後素焼きをします。
釉薬は平津長石の志野釉をかけますが非常に難しい技です。



薪窯にて3昼夜薪の炎にて焼成され自然の炎色、
自然釉、灰かぶりの美しさの中に大胆な景色の出る焼き物で同じ作品は2度と出来ません。


荒川明の作品は薪窯焼成の作品がとても多いです。

『薪窯焼成』のこだわり
電気窯 灯油窯 ガス窯 もありますが、
作品の焼き上がり(陶芸用語で景色)の変化が楽しめます。

釉薬(色つけ)で電気でないとだめとかがありますが、
全体的に釉薬物(色付け)の作品も薪の煙、ヤニが作品に付き
面白い作品が焼き上がります。

【薪窯は素焼きをせず作品を生のまま窯につめます】


【作品を乾燥させ稲のわらを巻き付け窯詰めを行います】


【松と雑木を3昼夜焼き続ける薪窯】
焼締は釉薬(色 薬)を掛けないで、作品を作って薪窯に入れますと
赤松のヤニ,薪の灰が作品に掛り同じ作品は焼き上がりません。


【薪窯を開けます】
1週間程窯の温度が冷めるのを待って窯の焚き口を壊して作品をだします。
写真手前の黒っぽいのは薪の灰が作品に溶けた
灰被り(はいかぶり)
写真中央の緑色は薪のヤニが作品につき溶けた色です。(ピードロ)と言います。

作品を窯から出した後、作品のお掃除をして作品の発表をします。

▲大胆に削り取られた山肌に降り積もった雪が
今にも流れそうな情景である。
▲重量感のある形は威厳さえ感じる
▲形は寸胴にて口は広く多くの花が入ります
▲底も色変化し右側に荒川明のサイン入り
▲ あたかも流れだそうとしている志野釉と炎色の土肌の対比が素晴らしい

木箱の在庫の無い場合は御注文頂いてからの
発注になりますので、10日前後お時間がかかります。予めご了承ください。

ha-51   焼締志野花入れ 花瓶 文部大臣奨励賞受賞作家 荒川明作 木箱付き

商品説明
荒川 明の陶房は浜松の山奥の引佐町奥山にあり、 その名前の通り、山奥となります。
 そこには古い時代に使われた薪窯を荒川明が 独自に工夫をして窯を作りました。
 自然の炎色、自然釉、灰かぶりの美しさの中に 大胆な景色の出る焼き物で同じ作品は 
2度と出来ません。
 焼締志野花入れ 花瓶  文部大臣奨励賞受賞作家 荒川明作 木箱付き 



サイズ
直径10.5cm×高さ17cm
素材
陶器(木箱付き)
特長

山に降った雪が特徴をイメージした花入れ

※モニターによって多少色具合が違う場合があります
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