ch-37 焼締志野 抹茶茶碗文部 大臣奨励賞受賞作家 荒川明作 木箱付きの画像
ch-37 焼締志野 抹茶茶碗文部 大臣奨励賞受賞作家 荒川明作 木箱付きの画像
ch-37 焼締志野 抹茶茶碗文部 大臣奨励賞受賞作家 荒川明作 木箱付きの画像
ch-37 焼締志野 抹茶茶碗文部 大臣奨励賞受賞作家 荒川明作 木箱付きの画像



       文部大臣奨励賞受賞 陶芸家 荒川 明
薪窯焼成にて、志野釉が全体に掛けられ自然に出来たかいらぎ(釉薬のヒビ割れ)が見事な抹茶茶碗


『焼締志野』とは? 
志野焼きは現在では一般的にガス窯が良いとされています。
私も灯油窯、ガス窯で還元焼成で今までやってまいりましたが
薪窯で焼成するようになりました。
最近は特に生鬼板を下掛し、素焼き後、志野釉の薄い釉、
濃い釉を掛分け又わざと土肌を残し、そこが薪窯で焼成する事により
火色(茶色)が出る事を意識的にやる事にして
鼠色、白、火色の
入り混じった志野を焼締志野と名付けました。


そのため、もぐさ土原土から石を取り除き石臼で杵でつき粘りを出して、
そのまま使ったり、他の土とブレンドしたりし土味を大切にしております。
特に裏側の火色が魅力的です。
土味、そして鬼板を掛けたところの変化、志野釉の雪のような白
美しい火色が対比して大胆で美しい焼締志野を作りだしました。




美しさの中に大胆な景色の出る焼き物で同じ作品は2度と出来ません。

荒川明の作品は薪窯焼成の作品がとても多いです。 『薪窯焼成』のこだわり
電気窯 灯油窯 ガス窯 もありますが、
作品の焼き上がり(陶芸用語で景色)の変化が楽しめます。
釉薬(色つけ)で電気でないとだめとかがありますが、
全体的に釉薬物(色付け)の作品も薪の煙、ヤニが作品に付き
面白い作品が焼き上がります。 【薪窯は素焼きをせず作品を生のまま窯につめます】

【作品を乾燥させ稲のわらを巻き付け窯詰めを行います】

【松と雑木を3昼夜焼き続ける薪窯】
焼締は釉薬(色 薬)を掛けないで、作品を作って薪窯に入れますと
赤松のヤニ,薪の灰が作品に掛り同じ作品は焼き上がりません。

【薪窯を開けます】
1週間程窯の温度が冷めるのを待って窯の焚き口を壊して作品をだします。
写真手前の黒っぽいのは薪の灰が作品に溶けた
灰被り(はいかぶり)
写真中央の緑色は薪のヤニが作品につき溶けた色です。(ピードロ)と言います。

作品を窯から出した後、作品のお掃除をして作品の発表をします。
▲怒涛のごとく波のようなイメージの力強い志野釉の抹茶茶碗 ▲正面反対も景色が楽しめます。
▲茶色の中に白く流れる志野釉が際立って人を魅了する
▲薪窯独特の生地の部分が赤く(火色)が出て美しい。高台の削りのざっくり感が良い。

ch-37 焼締志野 抹茶茶碗文部 大臣奨励賞受賞作家 荒川明作 木箱付き

商品説明


荒川 明の陶房は浜松の山奥の引佐町奥山にあり、 その名前の通り、山奥となります。
 そこには古い時代に使われた薪窯を荒川明が 独自に工夫をして窯を作りました。
 自然の炎色、自然釉、灰かぶりの美しさの中に 大胆な景色の出る焼き物で同じ作品は 
2度と出来ません。 焼締志野 抹茶茶碗文部 大臣奨励賞受賞作家 荒川明作 木箱付き 
 サイズ 直径12cm×13cm×高さ9cm  
 素材 陶器
 特長 茶色の中に白く流れる志野釉がきわだって  大胆で人を魅了する志野焼 抹茶茶碗
 焼成方法 薪窯焼成
 ※モニターによって多少色具合が 違う場合があります。
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